アイ・ラブ・ユーイエス・アイ・ドゥー

アイ・ラブ・ユー イエス・アイ・ドゥー 私的「昭和大衆歌謡考」第3集 (G-Books)

アイ・ラブ・ユー イエス・アイ・ドゥー 私的「昭和大衆歌謡考」第3集 (G-Books)

あえてカタカナタイトルにしたという筆者は私より少し先輩にあたる年代。友人より紹介されて手にした新書です。I love you,yes Ido 加山雄三の「恋は紅いバラ」にある歌詞。
この書はすでに三冊目になるという、昭和歌謡史をたどるような定期刊行物に書かれたもの。その幅広い内容、歌の裏にある逸話を網羅して頭の下がる内容です。好きでなければ書き続けられない連載です。この手の本はジャケットの写真などや歌詞を載せるなど視覚的に読みやすく、ジャンル分けしやすいような本が多い中「画像の力を借りずに活字からダイレクトに読者の脳を刺激し、文字の力だけで読者の脳裏に当時の音声と画像を甦らせてみたい」との意気込みです。画像や歌詞を載せるとあのJASRACがうるさいし、お支払もしないといけませんね。このブログですら読んでいただいた関係筋方から勝手に歌詞を載せてはいけないお達しがきましたほどですから。1996年からの『NHK歌謡コンサート』から2017年『NHKうたコン』へと好きで聞いている歌謡曲ですが、どうしても演歌を聞いているとの家族の誤解と非難を受けています。そんな中NHKホールへと通っている昭和時代の哀愁を背負ったオジサンを理解してもらいたいと、本の内容にうなずきながら読んでいます。

NHKホールにて
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