垣内松三 輿水 実 明治図書新書 67 1972年

垣内松三


日本の国語教育を確立した人と言っても過言ではないでしょう。「国語の力」の代表著書である垣内氏を解いています。ストップウォッチを持って子供の授業をつぶさに見て回ったという実践家でもあったようです。「センテンス・メソッド」は長い間に国語教育の基として培われてきた教育法でしたが、近年のコミニュケーションを重視した教育法となり変化しつつあります。ここにきて新たな教育法として再認識、再構築されてもいい時期かもしれません。西尾 実 時枝誠記 芦田恵之助氏など、国語教育者の足どりをたどっていい時かもしれません。