神奈川新聞花火大会



横浜2大花火大会の一つ「神奈川新聞花火大会」を観にいきました。関東最大級の「二尺玉」があがるというものや,小学生の描いた絵を元に制作した花火など8000発の花火が狂乱。横浜ベイサイドマリーナを6時ころに出航して7:15分ころ打ち上げの場所ぎりぎりまで船を寄せました。目の前には「警戒船」という船が控え,これ以上進むと注意を受けます。このほかにも海上保安庁の船が目を光らしています。赤い浮きがありこれより前には出れないところでアンカーをうちます。少しバックしてアンカーを利かせるようにしますが,横浜港はヘドロがいっぱいでなかなか利きません。数回してやっと利いたところで一安心,そこで軽い食事をしながら花火の上がるのを待つ準備をします。この時間まではいいのですが打ち上げ時間ぎりぎりになると花火見の屋形船が大きな顔?をして入り込んできます。本当に腹が立つ行為です。しかしわれわれの前には出ることができませんので警戒船が飛んできます。花火の時間になるとみなとみらいの観覧車もイルミネーションを消してくれます。港前のホテルや高層住宅のウインドウにも花火が映り格別な映像美がみられます。


花火は打ち上げ真下でみるのは最高のロケーションです。ましてや海上だと大尺玉が上がると腹の底から地響きがします。直径500mも広がると言う二尺玉は一度味わったら忘れられません,花火はやはり目と耳とそれに嗅覚(火薬の燃える臭い)でもって鑑賞するもの。火薬の燃えかすの紙が,船のバウに散らばるのも花火見学の醍醐味です。TVで花火番組をやっているのを見るのはもってのほかと思います。花火が終わって,臨港パーク前に入りしばし夜の遊覧をして帰りました。夜の航行は非常に危険が伴いますので注意して無事YBMに帰還いたしました。