地球 誕生と進化の謎 松井孝典
- 作者: 松井孝典
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/06
- メディア: 新書
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10/8朝日新聞(夕)
日常生活で体のことを特に意識しないで生活しています。意識するとき,異変を感じるときが病気にかかっているときでもあります。「現在のように人類が地球のことをことさら強く意識するというのは,何か異常な事態が起こりつつあることを意味する」と作者は述べています。
地球はいつ誕生したのか,264,004年前の10月26日午前9時と推定した人(J・ライトフット)がいるそうです。9時というのがいかにも?と思うのですが。
現在では放射性元素を用いた年代決定法によって,地球上で最古の岩石の年齢は約38億年前のものが存在するが,隕石の年齢の約46億年前が地球の年齢とされているようです。将来,人間は地球から脱して,地球にもっとも近い火星に移り第2の地球にする試みに着手することになるのは間違いないだろうと述べています。宇宙ステーションに日本人が生活するのが普通になっている現在,火星に降り立つ日本人はいつごろ誰になるのでしょう。