前にちょっと話題になった本。江戸時代まで犬は「びよ」と鳴いていたというのです!現代では当然「ワンワン」と考えるものですが。英語では「バウワウ」だからとも考えますが、同じ日本人だからまさか?と思わせるところがタイトルのうまいつけ方ですね。豊富な古典を参考にして検証しています。一例として「狂言記」で「いぬなら。鳴かうぞよ はあ。又こりや。鳴かざなるまい びよびよ」
そのほかの擬声語、擬態語も900年も変わってない語(カラカラ コソコソ キラキラ)もあるようです。53%は現代までも継承しているようです。まことに日本語は面白いですね。