拝啓,父上様 最終回

拝啓 父上様


倉本 聰 原作のドラマ最終回でした。田原一平(二宮和也)が好演でしたね。大ベテランが大勢いる中,一平,ナオミ,エリの若い俳優が新鮮で生き生きしていました。周りで固めてあげると原石は光るものだと感じました。倉本 聰の人物設定によくあるように,優柔不断な「一平」は見る人がイライラとしてくるような人物です。そこがまた鷹揚としていいのかもしれません。女性がなんとかしてあげたいと思わせそうな人物です。坂下夢子(八千草薫)がいい感じです。天然ボケみたいな感じで,またせっかちな感じ,大女将にぴったり。小宮竜次(梅宮辰夫)花板として貫禄たっぷり,言葉少なめで実力派。一平があこがれる料理人の設定。雪乃(高島礼子)はこのような役にぴったりですね。元芸者や不倫相手?バーのマダム等々。それだけ色っぽい女優さんですね。津山冬彦(奥田瑛二)も本当の父上役ではなかった?なんとも消化不良で終わったような。「新 坂下」になってからの「続 拝啓,父上様」が製作されそうな気がします。水辺のカフェ CANAL CAFE これからいっぱい人が押し寄せそうですね。星4つ。