CMOS用内蔵電池交換 PCG-C1S

PCG-C1S


PCG-C1Sの内蔵電池の交換をしました。SONYのPCG-505やPCG-C1シリーズの内蔵電池(CMOSバックアップ電池)はパソコンを長い間つかわないでいるとパソコンが初期設定にもどったり,立ち上がらなくなったりします。そのときはACアダプターをつけておかないとたちあがらなくなります。このC1シリーズはCMOS用は7.2Vを使っているのもありますが,3.2Vのボタン電池のこともあります。内部を空けてみないとわからないようです。今回交換したのはC1Sには「7.2V 15mAh Ni-MH Made in Germany」という電池が使われていました。
HDDの交換よりは簡単ですのでレポートします。

1.まずPCの裏の7個のビスをはずします。くれぐれも山をつぶさないように慎重にしてください。
2.表に返して,これでキーボードが分離できます。マイナスドライバーなどで両Ctrlキーあたりからキーボードのつめを折らないように浮きあげます。
3.フィルムケーブルをはずします。ケーブルの先端を破損しないようにしてください。

4.CMOSバックアップ用バッテリーが手前に見えていると思います。キーボードの周りをはずし,両面テープで固定してある電池を引き剥がします。コネクターもはずします。

5.交換用の電池のコネクターが少し大きいので交換します。今回は途中から切断してつなぎ合わせました。
6.ヒシチューブ(熱収縮)を先に通しておいて赤黒線を半田つけします。FCZの「猫の手」はほんと猫の手らしくこまかいものを半田付けするのに便利です。

7.もとの位置にきちんと収めて,あとは閉じていくだけです。電源を入れて,日付が初期化されているので修正しましょう,これで完成です。今後3−4年は大丈夫かな?

適応機種以下のようです。PCG-C1、PCG-C1S、PCG-C1R、PCG-505、PCG-505X、PCG-505EX、PCG-505G、PCG-505GX、PCG-505R、 PCG-505RS、PCG-505RX、PCG-505S、PCG-505SX、PCG-505V

今回の作業よりもまずCMOSバックアップ電池の入手が第一ですが,最近,Yahooオークションなどで「CMOSバックアップ電池」で出ているようですのでこちらで入手ください。アキバでは見かけないようです。


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