仙郷楼 箱根仙石原

SENNKYOUROU


「仙郷楼」は箱根でも10指に入る,老舗の高級旅館です。創業明治3年(1870年)140年余の歴史のある由緒ある旅館,今回は女将が大学の同窓生ということで特別なメニューにておじゃましました。ツーリングのお昼におじゃまして,お昼,それに温泉にも入るというメニューです。もちろんどちらも旅館ではやっていません。最近よくみかける,入浴だけOKの温泉宿などもありますが,ここはやっておりません。お昼だけ食べるというのもやっておりません。その上,お昼の膳の上げ下げも女将がやってくれるという超ビップな応対をしていただきました。


旅館内,さんぽ道を案内していただきました。3年前に新装した別館「奥の樹々」6部屋は,土日の予約が難しいほどの人気の部屋。都内の高級ホテルと同じお値段なのに予約がいっぱいだそうです。お部屋を見せていただき感じたことは,和を中心に,すべて気遣いのある作りになっています。温泉は自室にある露天風呂,食事をする部屋とは別の作りになっていて,着替えするにも特別な小部屋があります。露天風呂には秋ともなると紅葉がお風呂に映る「モミジ風呂」に変身します。廊下も板張りではなく畳張り,女将の感覚で作ったというので納得。樹をメインにしただけあって部屋名はすべて樹木の名前「楢・馬酔木・欅・瑞木・橅・山栗」。また,絵画のコレクションも多く,いたるところに絵画が飾ってあります,伊東深水美人画もあります。陶芸もできる部屋もあり,自分の器を作れます。「浴衣deコンサート」という企画もあり,有名バイオリスト(木野氏)と三味線のコラボなど,次は4/14だそうです。宿泊して温泉,陶芸,絵画,音楽を愉しむときをいつかは持ちたいものです。


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