江戸文化歴史検定


江戸文化歴史検定」を受けてきました。今年で2回目で全国から1万人くらいの受験者が集まります,今回の会場は四谷の上智大学。江戸文化に興味あるものとしては気になる「検定」でした。検定に受かったからどうだということは別にありません,自己満足には過ぎませんが,自分を鍛える,刺激を与える,何かに挑戦する意識は持ちたいと思っています。実は昨年,たいした勉強もせずいきなり2級を受け,みごと落ちた経験があります。今回はクラスととしては3級でしたが,漫然と勉強してもだめで公式テキストなるものを購入して「受験」には入りました。

受験者全員に配られる袋。
歌川豊国「四代目市川団蔵の毛谷村六助」

江戸文化の常識的な問題として江戸の「三美人」ときたら谷中鍵屋の「笠森お仙」,浅草二十軒茶屋の「蔦屋お芳」,浅草観音裏の楊枝屋「柳屋お藤」などが出題されます。浮世絵にも描かれた看板娘でもありました。検定の趣旨として「本来,日本の心はモノを大切に人の力で、環境にやさしくというライフスタイルを形成してきました。その身近なルーツが江戸の社会にある」としています。確かに江戸時代はエコであらゆるものがリサイクル可能でした。そんな中で,豊かな文化も花開き,江戸っ子の「いき」「はり」「いなせ」な感覚も生まれました。3級は100問中,70点以上合格なので今回はだいたいできたのではないかと思っています。12月中には結果がでるので先の楽しみにしたいと思っているところです。