お花見 関家 横浜市都筑区


今年1月にお伺いした「国の重要文化財」関家にて4月にお花見をしました。桜は満開ではない状態ではありましたが,十分に楽しむことができ,毎年恒例にしましょうとの話,春夏秋冬の季節に開催も粋なイベントです。前に来たとき,葵のご紋付弁当箱を撮っていなかったので撮らせていただきました。鷹狩に来た将軍は寛永20年ころだと徳川家光,家綱,綱吉と続くわけで,吉宗あたりも使った弁当箱かもしれません。

江戸時代のお弁当にはかないませんが少々お花見らしい弁当にしようと,おこわ米八の「米八幕の内 味吉祥(春)」を買ってきました。主な食材はおこわ,銀鮭西京焼き,チキン照焼き,京厚焼き,炊き合わせ,キャベツ昆布和え,お浸し,他 。赤飯・栗・五目のおこわに銀鮭の西京焼きと炭火で焼いた照り焼きチキン。野菜の炊き合わせ,桜エビを入れたキャベツの昆布和え,菜の花の山菜のお浸し。口福にはわらびもちという組み合わせ。お花見には最適な,季節を感じるお弁当でした。

また,裏山に寛永20年(1643年)からのお墓もあり。名跡が「八郎右衛門」というのも初めて知りました。天和2年(1682)江戸大火(八百屋お七の火事)のころから襲名していたとのこと。現在の22代当主のおじいさんまで八郎右衛門だったそうです。また「おだいかん」とも呼ばれていたとのこと、もうドラマの世界ではありません。竹林もあり,そろそろたけのこの季節にもなります。本当に1年を通して自然を感じながら,自然の恵みをいただきながら長年過ごしてきたことが分かります。

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