FT-817 充電方法改造

FT-817はYAESUのHF/VHF/UHF ALL MODETRANSCEIVERで野外運用にはもってこいの無線機です。野外使用となると問題なのはバッテリーの持ちです。乾電池ケースは最初からついていますがFNB-72というNi-Cd電池パック(7,350円)をつかうと受電できますが,安価なNi-Cd電池が販売されているのでなんとか使えないかと思うのは普通だと思います。すでに多くの方がやっているようですので私も実際に実験してみました。

乾電池ケースの緑線をはずす 

表示部分でチャージスタートを確認

純正のリグに付属の乾電池ケースの緑色の線をはずすとNi-Cd電池を入れて受電できるようです。FNB-72の仕様は9.6V 1000mAhですが,秋月電子にあったGP 1300mAhを8本購入して使ってみました。乾電池ケースには5本のリード線が出ていますがその緑線を切断するか,コネクター部からはずします。私はコネクター部をはずしてやってみました。
1 Ni−Cd電池を乾電池ケースに入れリグのINPUT DC13.8Vを外部の電源につなぐ
2 PWRスイッチを長押し,電源をON
3 Fスイッチを押す
4 SELツマミでCHG VLT DSPの表示を出す
5 Aボタン CHGキーを押す
6 PWR スイッチを長押しして電源をOFFにする
7 8h BATT−CHGが表示されCHG TIME 8:00からカウントされたら充電がスタートします。カウントで8:00からだんだん時間が少なくなっていきます。

シールドバッテリーを新しいものと交換

DC12Vをシガーライターネクターより供給できる   
この改造で問題なのはNi-Cd電池をリグに入れた状態で8時間も充電時間がかかる。せっかちな人はNi-Cdの急速充電器などを使用したほうがいいかもしれません。なお,外部携帯用のバッテリーを持っていたので秋月電子の12V 7.2Ahに入れ替えて使っています。これだとバッテリーの重さだけを我慢すると安心して運用ができます。

○これらの作業は自己責任の元で行ってください。この記事でいかなる不具合,故障があっても責任はもちません。

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