EHアンテナ EH40miniW2 FR-Radio Labo 

W5QJR

   Ted Hart (1933- )W5QJR
今年の3/30より7Mhz帯のアマチュア無線での周波数が拡張されました。いままでは7,000−7,100Khzだったのが,7,000−7,200Khzになりました。狭い帯域での激しいQSOが少しでも緩和されるでしょう。今までCP-6というGPを使っていて受信,送信とも悪く,7Mhzはあきらめていましたがこの際アンテナをグレードアップしようとの作戦です。現在の住まいとアンテナを選んでいき,コンパクトでGPなみの設備でフルサイズのDPダイポールアンテナ相当の利得があるアンテナを探していたら,最近発明されたEHアンテナが候補に挙がりました。


「EHアンテナとは米国のアンテナ研究者テッド・ハートTed Hart氏W5QJR(1933- )によって発明され2002年11月に特許が成立しました。(以上エフアール・ラジオ・ラボ EH40miniW2取り扱い説明書より)」1/100波長の超小型・フルサイズDP相当の高い輻射効率・広い帯域・各種インターフェアーなしというまさに理想のアンテナのようでもあります。一見,バスガホーのような筒のアンテナです。しかし,EHアンテナ理論には賛否いろいろあるようで評価が定まっていません。とにかくよく聞こえ,よく電波が飛んでいってくれ,しかもコンパクトなものということでこれを選びました。日本では相模原市のエフアール・ラジオ・ラボJA3FRがアメリカ特許で作製しています。近いので連絡して直接購入に行きました。戸建の家全部がアンテナ工場,作製,調整,販売という感じでJA3FRさんより細かく説明をしていただき,作成中のEHアンテナなど見せていただきました。理論は難しくすぐに分かりませんでしたが,いろいろと丁寧に説明いただき有難うございました。

製作中のEHアンテナ群

EH40miniW2のVSWRなど

EHアンテナの原理
実際設置し運用してみての感想です。まず,取り付け用の金具の加工からはじまりました。Uボルトブラッケットが大きすぎてうまくいかないので,小さいのに交換,それに合う穴をあけました。それさえできればGPと同じ要領で設置です。今までGPでは聞こえなかった局が聞こえてきます。呼んでみると,とってもらえなかったのがちゃんとQSOできます。これは感激です。ただ問題が出てきました。送信するとインターホーンが「ピンポーン」と鳴るのです。最初は子供のピンポンーダッシュいたずらかと思っていたら,これはあきらかなインターフェアーです。トロイダルコアをいくつか巻いてみましたが解消していません。もっと大きなものを買ってきていたるところに設置しないといけません。それですむといいのですが,7Mhzを楽しみながら調整していこうと思います。

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